恩師板垣與一先生の祥月命日20回忌にあたり(前半)宇佐見義尚
先生が亡くなられて20年が過ぎました。その間の私は何を想い、何を感じ、何を考えて生き長らえてきたのか。殉死しかねないほどの情熱を抑えて、先生の死後、私はどのように生きて何をなすべきなのか。
私はこの20年の終わりにあたり、改めて私が生きて、なすべき原点について、その実行実践プランを立てようと思います。それはまた、先生と共に亜細亜大学で取り組んできた研究と教育の諸課題について、私が亜細亜大学を定年退職してからの6年間を徹底的に反省、総括することから始めなければなりません。