第4回日独研究フォーラム開催・動画公開

11月29日開催された、第4回日独研究フォーラムはお蔭様で盛況な「オンラインフォーラム」となり
質問等が多く、終演時刻を延長する程でした。

早瀬先生また講師となって下さったフランツ・ヴァルデンベルガー教授、
そしてご参加戴いた沢山の皆様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

開催挨拶・講師紹介・司会(モデレーター) 

早瀬 勇評議員(兼)日独研究フォーラム座長

【フォーラム参加者の質問】(※イニシャル表記)

・ジョブ型「働き方改革」は経営者にとっては「働かせ方改革」ですね。例えば外部から或いは内部で優秀なイントレプレナーを選別採用・社内養成・成果評価するための人材部(Human Resources Dept.)機能の新設など。ドイツ或いは先輩国ではどのような社内コンセンサス・組織・運用となっているのでしょうか? 日本での実現ではどのようなハードルが考えられるでしょうか? K.Y.

・大変勉強になるお話をありがとうございました。日本は伝統的に「生産性」や「GDP」以外の部分に労働の美徳を置く傾向が強いのではないでしょうか。たとえば近江商人の「三方よし」(売り手によし、買い手によし、世間によし)のように、生産性の観点からはたしかに非効率でも、それに替わる人間的価値をそもそも重要視しているように思います。

それが日本の文化や美意識、哲学を育んでいるように思います。

岡山県笠岡市地域おこし協力隊・T

・日本は現在変革期の真っ直中にあると思う。恐らく20年後には今のドイツのように変っていると思う。

・生産性至上主義が人間を幸福にするか、日本の場合それへの挑戦とみられないか? Y.U. 

・独日の比較が良く理解出来ました。移民政策について質問します。かつて30-40年前に日本で移民・難民問題が議論された時に、ドイツのトルコ移民の話を引用して反対する論者が多かったようでした。いま日本がドイツに学ぶべき移民政策は何でしょうか?T.S.

・日本とドイツの違いの一つに産学地域共同の取り組みで日本が少ないと思います。日本の企業は内部留保に邁進するのではなくこうした産学地域共同で産業を起こすべきと思います。

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